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　目の前の男はふぅと、ため息を吐き私をみた。
　それから「琴平？」と首をひねり天井を見上げる。
「あの……」
「ああ、すまない。で？　琴平……あの琴平子爵の娘さんで合っているかい？」
「はい……琴平夏緒と申します。父をご存じなのですか？」
「ああ。あそこは今有名だろう？」

　にたりと笑い、男……刑部恭一郎は再度私をみる。日本人離れした綺麗な顔が印象付く。けれど、私はそれどころではない。

「ご存じでしたら話は早いです。お金は出せる範囲でしたら必ず出します。ですからどうか、名探偵と名高い刑部先生のご助力、願えませんでしょうか」
　刑部さんはつまらなさそうに、けれど少し子供のような目をして瞬く。ドキリとした。ときめいている場合ではないのは判るが、やはりこの綺麗な顔に見つめられるとどうしてもときめいてしまう。

「ご助力、ねぇ……僕は面倒なことはしない主義だ」
「は……はぁ」
「そして美しいものが好きだ！！」
「……は？」

　ときめいてしまうが、--------聞きしに勝る変人ぶりに、感情が一気に引いて行くのが判った。

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こんな感じの出だし。大分変人に仕上がってる感じではあるのですが。変人だけど常識も持ち合わせているので変人になりきれない感じもしなくもないです。

２月１０日　「TOP絵にキュンキュン～」の方

ありがとうございます。ＴＯＰ絵気に入っていただけて嬉しいです。
設楽さんのシナリオ自体はちょっと進みが悪いので企画のシナリオ終了（来週末ぐらいでしょうか……）したら
移ろうかと思っております。
遅くなっていて申し訳ありません。
拍手ありがとうございました。

うっかり間違えて記事の保存を押してしまい、ブログに記事アップしてあせりましたが。まぁ、このタイミングで見てる人はいないだろうと。

お知らせというか企画です。ミシハ追加シナリオの進み状況がちょっと悪いので気分転換。













というか四月馬鹿企画でっす。さて四月一日にあげることができるんでしょうか。出来ない気がするからとりあえずお知らせしておきます。
シナリオ面じゃなくてシステム面で。ちょっとゲームっぽい感じで（ノベルゲーだけと言う事ではなく）進む予定です。
タイトルは刑部恭一郎の事件簿（仮）。サブタイトルは決まっているのにメインタイトルが決まっていないというあれ具合。
主人公は男ですが、視点はヒロインなので、まぁいつも通り、通常運営だと思います。ぶっちゃけこの男を動かすのは無理です。思考が理解できません。
内容は短編ミステリー推理系ノベル。
西●京●郎とかキャサリンとか火サスとか、そんな感じじゃなくて相棒みたいな感じで。エセ大正時代ですけど。
ちなみにグロ要素は一切ないのでグロ苦手な人でも大丈夫です。乙女ゲーではなくて一般ゲーに近い感じで。でも微乙女要素あり。

１月１７日　「先日遅ればせながら～」の方

MissingHeartプレイしていただきありがとうございます。
設楽のパッチはちょこちょこ進めているので完成をお待ちいただければと思います。
乙女ゲーが好きと言うことですが私も色々プレイしてるので、その中から好きと言ってもらえるのは凄くうれしいです！
基本亀更新ではありますが、これからもお付き合いいただければ幸いです。